教員に復職呼びかけ

5月17日、ミャンマーのSAC(国家統治評議会)は、現在休職している教職員に対し、6月2日の基礎教育課程の新学年度開始に向けて復職するように呼びかけました。2021年11月に小中高校は再開されましたが、2020年の新型コロナ感染症の流行、昨年の政変以降、実際には教育が停止した状況にあります。休職している教職員のほとんどは、政変への抗議表現が原因のようです。休職中は「チューシン」と呼ばれる私塾で個人的に子供たちを教えている教員がほとんどです。教育が止まったままだと、技能実習や留学等で海外渡航したくても、受入国から教育条件を満たさないとみなされる可能性もあり、教育課程の正常化は大きな課題です。

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